2007年05月03日

自由と生存のメーデー07〜サウンドデモ

4月30日に「自由と生存のメーデー」というものが行われ430人が参加したらしい。

youtubeの映像 http://www.youtube.com/watch?v=ebbEXlWBJXA
とか

雨宮凛子氏のブログ
http://www.sanctuarybooks.jp/sugoi/blog/

自由と生存のメーデー07──プレカリアートの反攻HP
http://mayday2007.nobody.jp/

を見るとこれが中々面白くかつ深刻。

「マック難民を夜中に追い出すな!」「マックに住ませろ」とか「すき屋は残業代を払え!」とか言ってることもすごいし、コスプレしてる人もいたようだ。

「生きさせろ!」ってシュプレヒコールがあがるとはエライ時代になったものだ。参加団体も様々だったようで、「恋愛至上主義打倒」を掲げた「革命的非モテ同盟」とか「高円寺ニート組合」等よくわからない団体や個人も多数参加していた模様だ。

参加者の多くは笑顔でユーモア溢れるデモだったようだが、背景の深刻さを考えると笑ってばかりはいられなそうな風景だ。

プレカリアートとは聞きなれない言葉だが、

プレカリアート(英precariat、仏précariat、伊precariato)とは、「不安定な」(英precarious、伊precario)という形容詞に由来する語句で、新自由主義経済下の不安定な雇用・労働状況における非正規雇用者および失業者の総称
(ウィキペディア)

なんだそうだ。どうりで色んな人がいるわけだ。プロレタリアートは安定した職があるだけマシということか。

まさか生存権をデモで主張する時代がこようとは思わなかった。




posted by アマサ at 00:05| 熊本 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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