2007年04月05日

集団自衛権を4類型で研究へ

集団自衛権を4類型で研究へ、柳井前大使座長の会議で
 政府は5日、安倍首相が所信表明演説で表明した集団的自衛権行使に関する個別事例研究について、米国に向けて発射されたミサイルをミサイル防衛(MD)システムで迎撃することの可否など四つの類型について、現行憲法で可能かどうかの議論を開始する方針を固めた。

 今月中にも柳井俊二・前駐米大使を座長とする有識者会議を設置し、検討を急ぐ。

 当面の検討対象とするのは、

〈1〉同盟国を攻撃する弾道ミサイルをMDシステムで撃破する

〈2〉公海上で海上自衛隊の艦船と並走する艦船が攻撃された場合、自衛艦が反撃する

〈3〉陸上自衛隊がイラクで行った復興支援活動のようなケースで、自衛隊と一緒に活動している他国軍が攻撃された際に駆けつけて反撃する

〈4〉国連平和維持活動(PKO)で、海外で活動する自衛隊員が任務遂行への妨害を排除するため武器を使用する――の4類型。

現在、政府の憲法解釈で行使が禁じられているとされる集団的自衛権の行使にあたるかどうかを精査する。首相の指示で内閣官房と内閣法制局で非公式に検討し、この4類型は集団的自衛権行使にあたらない可能性が高いと判断したため、有識者会議の設置に踏み切ったものと見られる。

(2007年4月5日14時33分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070405i106.htm

うーん、難しいな。
〈1〉の場合どうやって「同盟国を攻撃する弾道ミサイル」と断定するのか?

人工衛星との区別すら困難なのではなかったか?どこに飛ぶかわからないテポドンを確率が低いといわれるMDシステムで撃破というのは雲をつかむような話だ。

北がICBMのひとつでも持って、こちらに信頼できるMDシステムがあるならともかく現時点では空想でしかない。

(2)の場合どこの国の艦船でもOKなのか?リムパック中の事故等につながらないか?

(3)の場合、一緒に活動というのはどの程度の距離をいうのか?サマワ駐留の部隊がバクダッドに行くのもOKなのか?駆けつけたところで交戦権はどうなる?

(4)の場合、任務遂行への妨害をしたら直接の攻撃でなくとも武器を使用するのか?
緊急避難、正当防衛以外で自衛隊が武器を使用するのは違法では?

〈1〉(2)は事故が起きる可能性があるし、(3)(4)は戦死者が出るのが予想される。

やめといた方がいいんじゃないか。





posted by アマサ at 22:31| 熊本 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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