2005年05月15日

島野菜色々

パパヤー[パパイア]
和名:パパイヤパパイア科沖縄方言:パパヤー英語名:papaya 学名:Carica papaya 原産地:南アメリカ  熱帯アメリカ原産で、16世紀にスペイン人の探検隊に発見されてから世界中に伝えられた。日本では沖縄だけで栽培されている。

乳液はタンパク質などを分解する酵素パパインを含む。パパインはかなり強力な、タンパク質分解酵素で、胃のもたれの解消に効果的。

 近年になって、アトピー性皮膚炎、花粉症、気管支喘息等の各種アレルギー、糖尿病、高血圧症、慢性肝炎、腰痛などの各種成人病に対しても有効性を指摘されている。ビタミンCとベータカロチン(ビタミンA)も多い。

日本の高級フルーツ店などに並ぶ輸入フルーツパパイヤは主にハワイで生まれた品種ソロ種(カポホ・ソロ、サンライズ・ソロなど)。沖縄では野外(露地植え)で充分に育ち、多くの家庭では庭に植木として栽培しているが、台農2号、5号など台農系の品種が多い。最近では台農系に加え、サンライズ、フルーツタワー、甘泉、等いろいろな種類の苗が出回っている。

沖縄では青パパヤーを野菜として使う。千切りにしてチャンプルーにしたり、ブタ肉と一緒にみそ煮にしたり、漬け物、汁物の具などにもなる。カルシウム、鉄分、ビタミンCを多く含むので、疲労回復、老化防止にも効果があるとされる。


ナーベーラー[へちま]
本土のヘチマほど大きくなく、開花してから2〜3週間でできる若い細い実を味噌煮にしたり、チャンプルーにしたりして野菜として使用します。味はナスに近い。大部分水分。ンブシー(炒め煮)にしてもおいしい。本土ではタワシにしたりするが、ナベアライ→ナーベラーという説がある。本土でたわしにするのは、太ヘチマ、太さ8〜10cm/長さ30〜50cm食用のヘチマは大長ヘチマの幼果、食用短形種で太さ6〜7cm/長さ40cm  その他、鹿児島在来種や、とかどヘチマなど6品種程度ある。どの品種も実が熟してくると、内部の網状繊維が、発達し食べれなくなってしまう。逆に言えば、幼果の頃はどの品種も食用になりうる。

原産地はインド。日本には1600年に中国から伝わり、かなり昔から、食用にされていた。
現在では鹿児島と沖縄で食用にされている。


シブイ[冬瓜]
熱帯アジア原産の野菜、夏に収穫され、冬まで貯蔵ができるため「冬瓜」と呼ばれる。沖縄名はシブイ。シブイの語源は果肉の白さから来ていて「白瓜」で発音は「シロブリ」で沖縄に伝わった時にはシロブリ→シルブリ→シウブイ→シブイと変化した。豚肉や鶏肉と相性が良く日常食・行事食に用いられている。初めは濃緑色で軟毛をびっしりと付けているが,表面に白い粉を吹く熟し始めが食べ頃。トウガンは96%が水分で,ビタミンCを僅かに含む。 


モーウイ[白瓜]
和名はシロウリ、沖縄名はアカウリ。赤いのか白いのか混乱するが、最初白くて次に黄色、赤色に変化する。外側が赤くなっても中味は白い。毛瓜ともいう。本土では奈良漬けの原料、沖縄では和え物や酢の物、黒糖漬けなどによく使われている。ビタミンCやカロチンを多く含み、整腸作用があるといわれる。味は淡白。歯ざわりが良く漬物、炒め物に利用。ちなみに沖縄で白瓜というと冬瓜をさす。


チンクァー[かぼちゃ]
カボチャ うり科 原産地 中南米、北米西部方言名 カブチャー、チンクァー 日本カボチャと西洋カボチャにわけられる。沖縄かぼちゃは西洋かぼちゃの一種、えびすかぼちゃ。って本土のスーパーにも「えびすかぼちゃ」はよくならんでるけど、おなじものなのか?

ベニイモ[さつまいも]
17世紀の初め福建省から苗が持ちこまれたのがきっかけで、薩摩から全国に広まった。沖縄では戦前までの主食だった。食物繊維とカリウム、が多く含み、ポリフェノールが多いので赤い色をしている。抗酸化作用に優れ、老化、心臓病、脳卒中などの予防に効果的。植物検疫で県外に持ち出せないので、本土には加工品のみ。


ターンム[田芋]
田んぼで栽培されるサトイモの一種。繁殖力が旺盛であることから、子孫繁栄の縁起ものとして祝膳料理や行事料理によく使われる。から揚げ、でんがく、甘辛煮等になる。ずいきはムジの汁となる。サツマイモが中国から伝来する以前の主食?。本土でも稲作以前は里芋が主食だったという説もある。


チデークニ[島にんじん]
黄色い(チ)大根(デークニ)の意だが、にんじんである。鮮やかな黄色で20センチ程。細長い東洋型琉球人参。西洋型人参と比べて甘味が強く、柔らかくて香りがよい。


デークニ[島大根]
丸々と野太い沖縄独特の品種。桜島大根よりはやや細いが青首大根と比べると巨大ともいえる。煮崩れしにくく味もしみやすい。


ラッチョウ[島らっきょう]
エシャロットのような見た目、わけぎにも似ている。生でも食べるし、漬物、天ぷらチャンプルーにもなる。独特のうまみと辛味がある。泡盛のつまみとしても最高。


グンボー[島ごぼう]
日常的には炒め物にすることが多い。法事の際には煮しめにする。見た目は本土のごぼうと変わらないが、より香りがよいとされる。


ジーマーミ[落花生]
土の中に実があるので地豆(ジーマーミ)と呼ばれる。大豆の変わりに使ってジーマーミ豆腐をつくる。


ウッチン[うこん]
ショウガ科クルクマ属に属する多年草。
本来、日本でウコンというと、いわゆる秋ウコンのことで、中国名キョウオウ、スパイスのターメリックのことだが、春ウコンの中国名が「ウッキン」で、和名がキョウオウなので混同されやすい。

春ウコン=中国名:鬱金(ウッキン)=和名:キョウオウ(クルクマ・アロマティカ) (ワイルド・ターメリック)

秋ウコン=中国名:薑黄(キョウオウ)=和名:ウコン(クルクマ・ロンガ) (ターメリック)

紫ウコン=中国名:莪朮 (ガジュツ)=和名:ガジュツ(クルクマ・ゼドアリア)
ウコンより薬効が強く薬品に分類される。歯周病・口臭、胃潰瘍(ピロリ菌に対する強力な殺菌効果)、糖尿病、高血圧、更年期障害等に効くとされる。クルクミン含有率は僅かだが、100種類以上の精油成分が豊富に含まれていることが確認されている。

なんか最近「すぱすぱ人間学」でガジュツがよいと言ってたとかで、さわぎになってるらしい。薬効は確かに最もつよくて、医薬品あつかいのようだ。



posted by アマサ at 17:14| 熊本 ☀| Comment(0) | TrackBack(2) | 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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