2005年05月13日

水前寺菜の謎

 沖縄独特の野菜とされているものにハンダマがある。
葉っぱの裏側が紫色をした葉野菜で、秋から冬が旬。熊本県民にしてみれば、なんのことはない水前寺菜である。鹿児島でもハンダマもしくはハルタマと呼ばれている。また金沢野菜の一つともされ、キンジソウ(金時草)と呼ばれている。
 キンジソウは北前船の船中野菜として重宝され、長崎から金沢まで運ばれたらしい。また鹿児島、沖縄では自生しているところがあるらしい。

 分からないのは熊本で最も古くから水前寺付近で栽培されていたらしいが、いつ、どこから来たのか、はっきりしない。北前船は長崎に来ていたのは確実で、天草の牛深にも寄港していたらしく、そこからハイヤ節が全国に広まったという話もあるのだが、当時の天草は肥後藩の領域ではない。

18世紀に中国からきたという説もあるが、直接なのか長崎経由かはっきりしない。鹿児島経由だってありそうだし、北前船経由で大阪からなんてのも考えられる。

珊瑚花の名で観賞用としても栽培され、商用としては石川県が主。キク科サンシチソウ属の多年草で、学名は Gynura bicolor。




posted by アマサ at 20:41| 熊本 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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