学名: Momordica charantia Linn Momordica : ウリ科 ニガウリ属
Momordica(モモルディカ)は、ラテン語で「私は、噛んだ」の意味。
実が噛み跡のようにデコボコなところから、学名Momordica となった。
和名:蔓茘枝(ツルレイシ)苦瓜(ニガウリ)
中国:苦瓜(クゥーグァー)
英名:Bitter melon(苦いメロン)、bitter gourd(苦いひょうたん)
原産地はインドといわれている。日本には江戸時代・慶長年間(1600年前後)に伝来し、九州や沖縄で栽培されてきた。鹿児島ではニガゴイ、熊本ではニガゴリと呼ぶ。沖縄県では「ゴーヤー」、宮古島では「ゴーラー」、八重山諸島では「ゴーヤ」と呼ばれている。広辞苑には「ゴーヤー」とある。
にがみで有名だが、苦味の素になっている「モモルデシン」や「チャランチン」という成分に血糖値を下げる効果があるとされ、糖尿病などに有効。血圧を下げる効果もあるとされる。
様々な品種があり、本土のスーパーで流通しているのは、九州地方で栽培されている「長れいし」と呼ばれる細長い品種とJA沖縄経済連から県外へ出荷する沖縄県産ゴーヤー「群星(むるぶし)」「汐風(しおかぜ)」の2品種。
「長れいし」は太さは直径4〜6cm位、長さは約20cmから長いものは80cm以上になることもある。
「汐風(しおかぜ)」は冬期のハウス栽培用に品種改良されたにがうり。長さ:25cm前後、太さ:直径8cm前後。苦味は中くらい。寒さに強いとされる。
「群星(むるぶし)」は沖縄の八百屋さんでもよく見られる太くてずんぐりした品種。長さ:25cm前後、太さ:直径10cm前後。病害虫に強く、収穫量が多い。苦味は中くらい。
平成3年に品種改良で生まれた。中国産の濃緑色のものと沖縄産の多収穫系の交配で生まれた。夏場を中心に栽培されている。
沖縄の観光地のおみやげやさんに売っているものは「アバシー」という品種が多い。短くて丸く「アバサー(ハリセンボン)」に似ているので、こう呼ばれている。ハリセンボン(ねずみふぐ)は本土ではあまり食べないが、沖縄では一般的な食用魚である。長さ:20cm位、太さ:直径15cm位、苦味は弱い。
その他に沖縄で栽培されているのは、中長(ちゅうなが)という品種。濃緑色で揃いのよいゴーヤ。太く,イボが大きい。長さ:30cm前後、太さ:直径5cm前後、昔ながらのゴーヤーで苦味も強い。
沖縄ではアバサー、群星、汐風、中長が主流だが、他にも太れいし、白れいし 、ウッチャボルダエ(プチレイシ)、白長れいし等様々な品種がある。


