米防衛大手、好業績続く・イラク戦で国防費膨張
【シカゴ=毛利靖子】米防衛大手各社の2007年12月期の業績はそろって拡大する見通しだ。イラク戦費の追加支出などで、米国防費が膨張しているため。受注拡大への期待から、株価も昨年来の高値圏で推移している。
ロッキード・マーチン、ボーイング、ノースロップ・グラマンの米防衛大手3社は好調な前期決算を受け、今期の業績見通しを引き上げた。(07:01)
nikkei net
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070215AT2M1100114022007.html
ロッキード・マーチン社といえば先日沖縄配備が決まったFー22ラプターの製造元。
その他にも
F-2(三菱と共同開発)
F-16 ファイティングファルコン (Fighting Falcon)(旧ゼネラル・ダイナミクス社)
C-5 ギャラクシー (Galaxy)
F-117A ナイトホーク (Nighthawk) 等の製造元だ。
ボーイングは1997年にマクダネルダグラス社を買収。マクドネル・ダグラス といえば、
F-4 ファントムII
F-15 イーグル、ストライクイーグル
F/A-18 ホーネット、スーパーホーネット
等が有名。
ノースロップ・グラマン社は
B-2 (ステルス爆撃機)
RQ-4 グローバルホーク
F-14 トムキャット(旧グラマン社)
C-2 グレイハウンド (航空機)(旧グラマン社)
E-2 ホークアイ(旧グラマン社)
F-5 (戦闘機)
等の航空機で知られるが、ニミッツ級航空母艦もここがつくっているんだそうだ。
2001年 - ニューポート・ニューズ・シップビルディング・ドライ&ドッグ社と合併。米国最大の造船企業となっている。
ロッキード・マーティン、ボーイング、ノースロップ・グラマンの順で世界の軍需産業の頂点に君臨している。
ボーイング社はかつて日本を焼き払ったB29の製造元。
ロッキードは山本長官機を撃墜したP−38が有名。
ニューポート・ニューズ造船所は太平洋戦争の際、日本海軍を追い詰めたエセックス級空母を多く建造したところだ。
軍用機は大抵1機百数十億円するし、ニミッツ級航空母艦にいたっては少なくとも数千億円はかかるという。
いまさらながら一連の中東・イラクの戦争で儲かったのはこれらの軍需産業。
まだ儲けたりないらしくて最近はイランが挑発されてるようだ。