ナショナルジオグラフィック ニュース
「光の速度を上げ下げして時間的な歪みを生じさせれば、時間領域で光線にギャップが生まれる。その瞬間に起きた事象は光を散乱させず見えないため、起こらなかったも同然になる」
特殊なレンズで一直線に流れる光の一部の速度を上げ、別の箇所の速度を下げれば一瞬、光線に途切れる部分が生じるわけだが、光がないということと時間がないということは、同じなのかよく分からない。
光速で移動する物体の中では時間が止まるというから、光の存在と時間は密接な関係にあるのだろうけど、光がない場所では時間はどうなるのだろう?
よく写真は時間を切り取るという表現を見かけるが、静止画が切り取っているのは空間だと思う。3次元空間の断面が2次元なのでstill写真は空間の断面図。時間を切り取っているのは動画。第4次元である時間軸を切り取っているのだから動画こそが時空の断面図。
光がない場所では写真は撮れないのだが、光があっても反射する物質がないと光はないのと同様になる。
とすると光と物質が空間と時間を創るのだろうか?