2006年04月03日

7遺産が「消滅の危機」 開発や温暖化原因と米誌

 【ニューヨーク2日共同】3日発売の米誌ニューズウィーク最新号は「最も危機にひんしている世界の7つの驚異」と題した記事で、エジプト南部ルクソールの神殿や墳墓群をはじめ、7つの文化・自然遺産などが開発や地球温暖化などで損なわれ「消滅」の恐れに直面していると警告した。
 リストアップされたのはほかに、バビロン(イラク)、東南アジアとオセアニアにまたがるコーラルトライアングル、マチュピチュ(ペルー)、モルディブ、ベネチア(イタリア)、万里の長城(中国)。
 同誌によると、ルクソールではアスワン・ハイダムの完成で、かつてナイル川のはんらんで洗い流されていた塩が蓄積され神殿の土台を浸食。バビロン遺跡は米軍のイラク進攻・駐留で損傷した。
(共同通信) - 4月3日10時55分更新

昨日、世界遺産 万里の長城の危機という記事を書いたら偶然にもこのニュース
実は危機にあるといわれる世界遺産は34件もある。しかもこのニュースでとりあげられた7つは危機遺産リストにも入っていない。

バビロンは戦乱による危機
イラクはメソポタミア文明発祥の地で世界遺産級の遺跡は山ほどあるのだが、周知のごとく現イラク政府にはそれを守る力はない。

コーラルトライアングルでは、ダイナマイトや薬品を使った破壊的な漁法でサンゴ礁が破壊され、魚が乱獲されている。

モルディブ、ベネチア(イタリア)は温暖化による危機。
モルディブは国そのものが水没の危機にある。これがもっとも大変かも。

ルクソールは塩害。アスワン・ハイダム計画の時点で分かっていたはずの危機。

マチュピチュ、万里の長城は主に観光被害による。

ちょっと古いがマチュピチュに関する記事

【2003年11月28日、ペルー】
世界遺産であるペルーのマチュピチュ遺跡が、ここ10年ほどの間の観光ブームで存続の危機にさらされていることがわかった。
ユネスコはペルー政府が観光客の数を制限し、遺跡の管理を厳しくするよう勧告した。
マチュピチュには500年前に作られたインカ道があるが、毎日1500人の旅行者がこの道を歩くために磨耗が激しい。
また1970年代に遺跡にヘリコプターが着陸したり、2000年にはコマーシャル撮影中に石の日時計が欠けてしまったりと、遺跡が傷つけられている・・・・・・・

万里の長城については昨日書いたように一応中国政府が対策にのりだしはしたようだ。
posted by アマサ at 16:18| 熊本 | Comment(0) | TrackBack(0) | 世界遺産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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