鯨肉をめぐる食文化論には、「江戸時代には鯨食が文化として根付いていた地域が多数存在した」「日本国内で鯨食が一般化したのは第二次世界大戦後であり、その位置づけは代用獣肉であった」というもの等がある。
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そういえば、ちまたで食える鯨料理って鯨のピザとか鯨カツとか伝統とは関係なさそうなのが多い。ベーコンや竜田揚げって別に鯨でなくてもいい料理だ。どっちかというと鯨のほうが代用品っぽい料理が鯨には多い。
だからといって江戸時代に鯨料理が無かったわけではない。
さえずりのゆず味噌煮・鯨の白和え・鯨の酒ぬた漬け・くじらめし ・ひじき煮・さらし鯨(おばけ)・南蛮煮・ごまあえ・鯨皮入りなますなど、現代よりも調理方法やメニューは多かったようです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1118737041
確かにうまそうだが、どれ一つとして食ったことどころか見たこともない料理ばかりだ。どこかの高級料亭でなら食えるのだろうか?既に文化として絶滅している可能性もある。こういうのを守れというなら少しは捕鯨に説得力も出てくるのだが、他の肉で十分な料理を守るために外交関係を損ねるのはいかがなものか。はりはり鍋も最近じゃ豚や鴨のところが多いが別にこまらない。南九州出のせいか鯨でなきゃダメって料理は残念ながら食ったことがない。鯨肉は江戸時代にはローカルな存在で全国に広まったのは終戦後の代用肉としてだった。鯨食を持って野蛮人扱いされるのは不愉快というのは理解できるが、既に食糧難の時代ではなく、元々鯨食の風習が無い地域の人間にとっては無理に食う理由も見当たらない。伝統的な地方文化を否定するつもりは全く無いが「代用食」を守る必要も感じていない。