2010年01月31日

伝統文化と世間体

 ひょんな縁で、しばらく忘れていた鯨問題をまたちょっと考えてみた。この問題、案外ローカルで身近な経験に似た構図を持っている。管理人は熊本県在住だが、熊本県は馬刺しの産地で、この馬刺しってやつも鯨肉と同じような立場にある。つまり「伝統的な食文化」でしかも、地元以外では顰蹙を買いがちという点でそっくりだ。

 まあ馬刺しは野生の馬を獲りに行ってるわけじゃないから、まだしも風当たりは少ないけど、仮にどこかに野生馬がいて馬刺しに向いているとしても獲りに行く度胸がある熊本県民はいないかもしれない。その地域で反発を受けるのは必至だからだ。馬肉はヘルシーでおいしいのだが、馬を食べるということ自体、残酷なイメージが先行するのは仕方がないことだというのは熊本県民にもよく分かる。

 鯨を食うというのもそれくらいローカルな食文化をどうするかという話だと思う。馬刺し食えなくなったら少々寂しいかもしれないが、どうしても食わなきゃならんというものでもない。どちらかというと焼酎のつまみに向いていて、主食ではないというのもある。鯨肉も所詮嗜好品にすぎないのだから、他者の縄張りまで出張って行ってまで獲るものでもないのではなかろうか?


posted by アマサ at 11:30| 熊本 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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