2010年01月29日

鯨問題は民族主義者とニューエイジャーの宗教戦争?

 鯨問題は正直、いまひとつ構図が分からないでいるのだが、捕鯨推進派には民族系や右翼が多いように見え、反対派は国内のリベラル系・エコロジスト・ニューエージャー・動物愛護主義者・豪州の民族主義者等の混成軍のように思える。

 豪州側はナショナリストかどうかよく分からないが、南氷洋は自分たちの縄張りぐらいに思っていても不思議はない。ひょっとすると、捕鯨の場所を日本近海に限定すれば、反対者はかなり減る可能性もある。TBいただいた記事にもあるように、もし日本近海で北朝鮮や中国が捕鯨を始めたら、日本の右翼がどう反応するか非常に興味深い。実は鯨はどうでもよくて、結局、縄張り争いにすぎないのかもしれない。

 ニューエージャーの信仰的根拠による反捕鯨もあるようだが、ニューエイジは宗教としてはかなりゆるい傾向があり、狂信的ニューエージャーというのはむしろ珍しいイメージがある。豪州にどのくらいいるか不明だが、豪州で多数派の場合、南氷洋での捕鯨はインドで牛を殺すくらい剣呑な行為になる。

 自分には鯨を食うのが日本の伝統を守ることとは思えないし、逆に鯨をあがめる理由もない。ただ需要も大して多くないのに外交問題にまでなるなら、日本近海に限定して少しだけすればと思う。


posted by アマサ at 19:21| 熊本 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
距離を置いた冷静な視点で分析されていると思います。
私などの目からしますと、「縄張り争い」で南極海の野生動物まで占有しようとする点で推進派は「超保守主義」「拡張主義」と映ってしまいますが・・
(スミマセン、せっかくTBをお送りいただいたのにうまく受信できなかったようです。よろしければ再送ください)
Posted by kkneko at 2010年01月30日 13:38
 思想的な面はよく分かりませんが、南氷洋まで需要が少ない商品の原材料を仕入れに行って採算が合うのか?という素朴な疑問は湧きます。コスト割れを補助金で補っているとしたら、「事業仕分け」してもいいのでは?と思います。右翼は単純に国威発揚したいだけで、利益を得ている人たちは別かもしれませんね。
Posted by アマサ at 2010年01月30日 18:06
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Tracked: 2010-01-30 01:49
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