28日正午ごろ、千葉県一宮町の九十九里浜でサーフィンをしていた男性から「イルカが海岸に打ち上げられている」と同町役場に電話があった。この後、次々に打ち上げられ、最大約70頭に上った。
鴨川シーワールド(同県鴨川市)によると「カズハゴンドウ」(体長2・5メートル)という種類のイルカ。地元住民やサーファー、シーワールド職員ら50人以上が救出作業に当たり沖へ戻したが、夕方現在で約40頭が海岸に残っているという。
鴨川シーワールドでは「リーダー格が誤って岸に近づいてしまい、群れ全体が打ち上げられてしまったのではないか」と話している。
(共同通信) - 2月28日18時44分更新