海自“空母型”ヘリ護衛艦「いせ」進水式
海上自衛隊艦艇として最大級で、艦首から艦尾までのびる広大な甲板を持つ新型の“空母型”ヘリコプター搭載護衛艦の進水式が21日、横浜市の「アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド」横浜工場であり、艦名は「いせ」と名付けられた。
同型の護衛艦は今年3月に就役した「ひゅうが」に続き2隻目。武器などの取り付け作業を経て2011年3月に完成予定。
日刊スポーツ
旧海軍にあった珍妙な軍艦「航空戦艦」の「日向」「伊勢」にちなんでの命名のようです。「航空戦艦」は簡単にいうと戦艦の後ろ半分に航空機格納庫を設置して、発進の時は航空機をカタパルトで打ち出し、着艦は出来ないから陸上や空母に降りてもらうという不思議な艦種。いわば戦艦と空母のハイブリッド軍艦だ。
今度の「ひゅうが」「いせ」も空母のようで空母でないという点は一致している。外見は空母だが、飛行甲板が耐熱仕様になっていないのでジェット機の運用は不可能だ。シャレで命名したのだろうか?

ヘリ護衛艦

航空戦艦
(どちらも拾い画像です)